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Japan Patients Association

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           難病対策委員会は年内は開催せず

 前回、第18回難病対策委員会の最後に予定として事務局から説明があった次回難病対策委員会は、12月中は開催しないことになったとの情報が入りました。
 年内を目処に中間とりまとめをということで進められた作業が前回の第18回難病対策委員会で「中間的な整理」としてまとめられたことから、今後は、年開けからの委員会での審議でこの「中間的な整理」に基づいて議論がすすめられます。

 今後の難病対策の検討に当たって(中間的な整理)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001wr2t.html

 厚生労働省社会保障改革推進本部「中間報告」(案)のなかでは難病対策が次のように表現されました。

○(3)の長期高額医療の高額療養費の見直しのほか、難病患者の長期かつ重度の精神的・身体的・経済的負担を社会全体で支えるため、医療費助成について、法制化も視野に入れ、助成対象の希少・難治性疾患の範囲の拡大を含め、より公平・安定的な支援の仕組みの構築を目指す。
 また、治療研究、医療体制、福祉サービス、就労支援等の総合的な施策の実施や支援の仕組みの構築を目指す。
☆引き続き検討する。
(第5回社会保障改革推進本部資料より該当部分全文)
 また、障害者施策については、次のような表現になっています。

○総合的な障害者施策の充実については、制度の谷間のない支援、障害者の地域移行・地域生活の支援等について引き続き検討し、次期通常国会への法案提出を目指す。
(同)

 第5回厚生労働省社会保障改革推進本部資料
 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001x6y3.html

 なお、JPAは12月17日(理事会)、18日(幹事会)において、今後の対応についての討議を行います。

2011年12月12日