本文へスキップ

Japan Patients Association

お電話でのお問い合わせはTEL.03-6902-2083

メールでのお問い合わせ  jpa@ia2.itkeeper.ne.jp 

第13回難病対策委員会が開催され、いよいよ今後の難病対策のあり方にむけての議論がスタートした
第13回難病対策委員会が開催されました。
資料は既に厚労省ホームページに公開されています。
・厚生科学審議会疾病対策部会 第13回難病対策委員会 議事次第
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001oi4o.html
いよいよ今後の難病対策のあり方にむけての議論がスタートしました。
外山健康局長は冒頭あいさつで「社会保障と税の一体改革、障害者福祉制度改革等、他制度のうごきにあわせて、本委員会を集中的に開催して、今後の難病対策の在り方について検討していただきたい」との期待を述べ局長自身も委員会の最後まで出席しました。また、新任の山本尚子疾病対策課長が紹介されました。
委員会では、東日本大震災での対応についての報告と、新たな難治性疾患対策の在り方検討チーム(第3回)の報告が行われ、質疑の後、難病対策の現状について、1)研究、2)医療、3)保健・福祉、4)その他関連施策の4つに分けて資料に基づいた報告があり、委員からの感想を含めた自由討議が行われました。
次回、事務局(疾病対策課)が難病対策見直しの論点整理をして提示することで、終了しました。

次回は9月27日(火)10時から開かれます。
なお、その次の日程として10月19日(水)、11月10日(木)が既に予定されています。
「社会保障と税の一体改革」「障害者制度改革・障害者総合福祉法」などのうごきをふまえ、来年度予算もふくめて「集中的に議論」するという、「新たな難病(難治性疾患)対策の見直し」のうごきがいよいよスタートしました。
高額療養費制度の見直しや、総合福祉部会の「提言」で示された「難病について検討する会」の具体化などがどのようになっていくのか。
私たちも、この難病対策委員会に注目しつつ、必要に応じて意思表示をしていかなければなりません。
2011年9月13日