Japan Patients Association 

最終更新日 2017年4月27日 報告を掲載しました。
JPAは2017年3月10日(金)から二日間、今年で5回目となる福島ツアーを下記の通り実施いたしました。

 実施事業名 3・11東日本大震災 第5回福島を肌で感じるツアー
チラシ 
 参加レポート   レポート
主 催 一般社団法人 日本難病・疾病団体協議会(JPA)
共 催 福島県難病団体連絡協議会
岩手県難病・疾病団体協議会
NPO法人宮城県患者・家族団体協議会
目 的 被災地で見て聞いて感じたことを家族や知人・友人へ伝え震災のこと、福島のことを語り継ぎ、一人一人ができる支援の方法を考える。
日 程 2017年3月10日(金)~11日(土)(一泊二日)
参加人数 6名
 交通手段 レンタカー(10人乗りワゴン車)
宿泊先 南相馬市内のホテル
集 合 JR郡山駅西口
解 散 仙台空港


3月10日(金)
10:00 JR郡山駅西口広場からレンタカーにて出発
→川俣町→飯館村→南相馬市の仮設住宅→食彩庵にて昼食
11:15 →小高地区(JR小高駅等、海岸付近)→浪江地区取集物館→吉沢牧場
16:30 南相馬市内のホテル着
18:30 同ホテルにて被災患者と夕食・交流会、宿泊
3月11日(土)
09:00 ホテルを出発 
相馬市松川浦→宮城県山元町(新JR山下駅、旧JR山下駅跡、八重垣神社)→閖上地区
仙台空港にて解散(JR仙台駅には各自空港線を利用)
 震 災 メ モ
 政府は、東京電力福島第一原発事故で福島県内の4町村(浪江町の一部、飯館村の大半、川俣町山木屋地区、 富岡町の大半)に出していた避難指示を3月31日と4月1日に解除しました。対象は帰還困難区域を除く移住制限区域、避難指示解除準備区域で対象者は3万2000人になります。 これにより事故直後には11市町村で約8万1000人に出されていた避難指示は、対象区域の7割で解除されたことになり、全く解除されていないのは、第一原発立地自治体である双葉町、大熊町だけになりました。 ただ、2015年9月に解除された楢葉町では、解除から1年以上たっても帰還者は1割程度にとどまっています。今春解除された4町村でもインフラ復旧は最低限にとどまり、医師や看護師不足などで医療体制は限定的であることを考えると、帰還者がどれぐらいになるか目処が立ちません。
 政府は避難解除の線引きを、放射線量が年20ミリシーベルト以下と定めました。年20ミリシーベルトはけっ して低い数字ではありませんが、新聞等の報道によると政府が避難解除を優先する狙いの一つは損害倍賞との関係のようです。政府は解除区域の東電による慰謝料支払いを一律2018年3月で打ち切る予定だといいます。ただでさえ就労が難しいのが被害に難病等をもつ人たちですが、そうした方々の来春以降の生活が心配されます。  
 2017年4月1日、不通となっていたJR常磐線の小高―浪江駅間の8.9キロが6年ぶりに運転が再開されました。第一原発に近い浪江―竜田駅間は現在も不通が続いています。JR東日本は、2019年度末までに全線の開通を目指しています。
 (HP担当 藤原)

リンク 
2016年の「福島」を『肌』で感じるツアー」報告(第4回)
2015年の「福島」を『肌』で感じるツアー」報告(第3回)
2013年の「福島を『肌』で感じるツアー」報告(第1回)
見つめ続ける大震災 東日本大震災から6年、被災地の今(毎日新聞)
震災5年 再生の歩み(読売新聞)
東日本大震災(NAVER)
東日本大震災最新ニュース(朝日新聞)
【東日本大震災】国家存亡の危機180秒映像!地震津波の瞬間・原発事故!(YouTube)
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