Japan Patients Association 

   



   
 この2泊3日で見ると聴くとではえらい違いで、やはり来てみることに一見の価値はあるなと思いました。これでしばらく日本も震災がないことを祈っています。みんなの思いがどこまで通じるかはわかりませんが、私は私なりにいろいろとやってみようかなと思います。
                                                                 原田久生

 やっぱり昨年と今年ではだいぶんと違うなというのが印象です。小高の自転車もなくなっているし、閖上の水門もなくなっていていわゆる進んだというのか。そういうことが印象に残りました。岩手に来るとまだまだだなぁという感じで、宮古方面に行くともっと進んでいないような気がします。
 地元(宮城)ですので、またこっちに来る機会がありましたら、写真なんかと撮っていきたいなと思います。
                                                                 小関 理

 いちばん来たかった南相馬や浪江町などが見られて良かったです。情報がぜんぜん伝わってこないので、実際に見ることによっていろいろあるのだなと思いました。
 あと、JPAのホームページやフェイスブックは見ていたのですが、実際にフェイスブックをしている方がおられたので、これからはイメージがしやすくなりました。患者さんの声というのは大切だと思うので、自分の仕事で行うQOLの調査などで、チャンスがあれば製薬企業のいろいろなプロジェクトに患者さんの声を伝えていきたいなと思います。
                                                                 大西佳恵

 初めての参加でとても有意義だったと思います。正直言って、復興という言葉がとても重くのしかかっているなと、私の中でいろんな意味で思いました。住んでいる方たちの思いがどこまで届いているのだろと考えると、とても悲しくなったり、これでいいのだろうかと思ったり、さまざまな思いが心の中に残りました。
 来年はどうかわかりませんが、2、3年後にまた同じようなツアーがありましたら参加したいと思います。
                                                                 菅野ケイ子

 今まで新幹線などで早く移動してきたことが多かったので、ゆっくりと街並みを見ながらいろいろと考えることができて良かったです。街並みもそれぞれのところで違いますし産業も違うし、そこで行政が考えていることやおそらく住民の思いとのギャップがあったり、いろいろなことがひじょうに難しいのだろうと思います。地域の実情に根差したものが生まれていくというプロセスが丁寧に行われないと急ぎ過ぎても失敗するし、だけどスピードは大事だしというところで難しさを感じながら見ていました。
 また、JPAの活動を続けていきますが、スピードばかりではなくて、きちんと基本的な部分というのも大事にしたいです。震災とかいろいろな災害に向けても私たちは災害弱者となることもありますので、そのあたりも見ていきたいと思います。
                                                                 森 幸子

 3県見たわけですが、原発の被害と津波の被害は違い、家があっても帰れないのと家がなくて帰れないということがありました。あと、家がなくなったのと土地がなくなったというか津波でがぼっとほられたのが衝撃的でした。まだまだ、放射能の線量が高い地区がありコントロールできればいいのですが。
                                                                 渡邊善広

 被災地はとても広いことを実感しました。それから、震災からの復興は、患者団体の活動と似ているようなところがあってどこまで被災された当事者の思いが反映されるのかということが大事だと思いました。
                                                                 藤原 勝
                                             
 福島にしても岩手や宮城にしても被災地と他との違いというか 本来ならどこの町ものんびりとして、あるいは日常の生活がずっと続いているということを前提に町や村があったのだと思いますが、そうしたこととの大きな違いを感じました。特に岩手は、あんなに大きい大規模工事があってどうなのかと思ったのですが。
 いちばん最初の年に行ったときはどういう復興になるのかということを考えることができないぐらい大きなショックを受けたのですが、それがこういう形になって少しずつ少しずつ進んでいくのだなあということを見て実感しました。たいへん良かったと思います。
 また、福島の現状も一気に解決困難なものだと思いました。ただ、良いとか悪いとかいうのではなくて、普段何もできない、ボランティアもできない患者会が行って見て感じるということが大事だということで始まったツアーですけども、4年間続けてこられました。
 そしていろんな方に協力いただけたことをたいへん感謝したいと思います。我々としてもせっかく続けたのですから、なんらかの形で少しまとめてみたいという気もします。また、機会がありましたらお声掛けさせていただきますので、ご参加いただきたいです。そして、どのように変化していくのかということをつぶさに見ていただければありがたいと思います。
                                                                 伊藤たてお
                              
 一般社団法人 日本難病・疾病団体協議会(略称 JPA)
     〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-11-2 巣鴨陽光ハイツ604号
     TEL03-6902-2083  FAX03-6902-2084   mail jpa@ia2.itkeeper.ne.jp
copyright©2016 Jpan Patients Association all rights reserved.